2010年 07月 22日
7月20日 終了式・・・囲む会
そんな感じの今日。
とにかく今日で、まずは一息。
明日からは夏休み。
とは言うものの、午後は会議。
会議が終わると、学校を出る。
今日は、昨年までお世話になっていた公立小学校時代の「校長先生を囲む会」。
出欠は、随分迷った末、「参加」で出していた。
何だかんだ言っても、お世話になった学校、先生方だ、筋は通そうと・・・。
少し遅れて宇治川沿いの料理屋に到着。
昨年、同じ学年を組んでいた先生の隣に座らせていただき、いろいろと話し込む。
聞きたかったのは、昨年、担任していた子ども達の様子だ。
嬉しい話もあり、悲しい話もあった。
ここ数年、担任る子ども達に繰り返し、言ってきた言葉がある。
「先生は、3月24日で、みんなと別れることになる。それは、学校を変わるとか何とかじゃなくて、クラスがそこで終わるということだ。だから、さよならをする時に、もう糸井先生がいなくたって大丈夫、そんな姿を見せてほしい。それが、先生の一番の願いです」
子ども達と別れる、その一瞬まで、懸命に指導した。
悔いがないかと言われれば、そりゃあ悔いはある。
だけど、それが自分の力だったのだ。
微力だ、情けないほど微力だ。
でも、あと何日あったって、やっぱり悔いは残っただろう。
「○×君はねえ・・・」
と話をうかがうたびに、その子の顔が、しぐさが思い出される。
やっぱり悲しかった・・・・。
少しだけ早めに退席させていただいた。
明日の朝も早い。
「あのなあ、先生、がんばってるぞ。がんばれよ!」
独りつぶやきながら、宇治川沿いを歩いた・・・・。