2010年 05月 23日
5月22日 バタバタと学校を飛び出して・・・
4時間授業で、1時間目は、立命科(道徳のような時間)で、2~4時間目は、3クラス分の社会科の授業。
立命科の授業では、内容はヒミツだが、後半のシェアの時間に、「回覧作文」の手法を取り入れた。
文字通り書いたワークシートを回覧していくのである。
で、読んだ時に、「プラスの言葉を赤ペンでメモしてあげる」というもの。
子ども達、結構、良い反応・・・。
この手法は、効果的。
社会科は、今日から、平安時代。
各クラスとも、なかなか良い疑問が出された。
「インプット」と「アウトプット」・・・そして、「あっ、そうか」といった声が出る授業を目指す。
それは、未だ私が見たことのない授業だ。
しかし、この学校で目指すべき社会科の授業は、そこにあると、今は感じている。
授業後、教室を整理し、学年の先生に声をかけ、学校を飛び出る。
いつもタクシーは勿体ないので、今日は地下鉄で京都駅へ。
そこから、JRで山科駅へ。そこからはタクシーで、京都橘大学へ。
池田先生の研究室には、既に鈴木先生が到着されていた。
ご挨拶し、とりあえず、学食へ走り込む。
今日の昼定食は、ハヤシライスであった。ラッキー・・・。ガガガッとお腹に入れ、研究室に戻る。
鈴木先生とお話する中で、何年か前に立命館小学校に来られ、アニマシオンのワークショップを低学年児童に行われたとのこと。
仕掛け人は、Y先生とのことであった。
ところが、Y先生は、本日、学校説明会の仕事が入り、欠席される。残念しきり、であった。
本日の参加人数は、20名程度。
実に良い雰囲気の中でのワークショップとなった。
私と池田先生は入ったり、出たりという参加の仕方をさせていただいた。
「読書へのアニマシオン」は本で読んでおり、知っていた気になっていたが、さすがに達人のワークショップは違った。そう、生で見ないと分からない教育技術は多くあるのである。
参加者の多くが、「学校でやってみたい」と感想を述べ、鈴木先生の御著書は、完売となった。
そして、いつもの店で懇親会。
もう4年目に突入・・・である。
毎月、全国の優れた実践家にお越しいただき、毎月、酒を酌み交わす。
こんな会は滅多にない。
その場にいることの幸せを今夜も感じつつ、美味しくお酒をいただいた。
さて、来月は、前田先生である。
塾の先生である。
今、私達は、塾の先生から学ぶことが多くあると思っている。
前田先生の講演は、DVDは撮らない。
そのノウハウを生で学んで下さい。6月12日(土)です。
今夜は少し早めに店を出させていただいた。
で、三条京阪駅で、ブックオフ。
「哀愁的東京」(重松清著・角川文庫)と「ありがとう、さようなら」(瀬尾まいこ著・メディアファクトリー)を購入。
瀬尾さんの「ありがとう、さようなら」を買うのは二回目だ。
一回目に買った本は、若手にプレゼントしたと思う。
こういう学級通信を書きたいと思う。
こういう教師になりたいと思う。
瀬尾さんは、実は、私のめざす教師像でもある。
瀬尾さんにいつか、「明日の教室」に御登壇いただきたいなあ・・・そんなことも考えている。