2010年 05月 16日
5月15日 京都21世紀教育創造フォーラム
今日は、立命館小学校で、「京都21世紀教育創造フォーラム」が開催される日。
午前中から出勤したかったのだが、今日、歯医者に行っておかないと、行く日がないので、やむなく午後出勤となった。
地下鉄の駅を降りてびっくり。
葵祭の日と重なったのもあって、すごい人であった。
いやいや、葵祭よりも、小学校に向かう人の方が多かった?
すごい人であった。
やはり、700~800人くらいの人が集まっていたのではないだろうか。
必要に応じて声がかかるが、基本的には一般参加としての参加でよいと言われていたので、とりあえず、楽しませていただいた。
ロボットクラブで、ワークショップを担当し頑張っている子の様子を見に行き、声をかけ・・・・
北京大学附属小の児童と一緒にワークショップに取り組んでいるクラスの子どもの様子を見て・・・
ロボットクラブ主催の珈琲店で珈琲を飲み・・・
ねじめ正一さんの講演を聞き、サイン本を購入し・・・・
で、おめあての「教育フォーラム」に参加した。
80分の基調講演の後、120分のパネルディスカッションである。
こんな長い時間、集中して聞けるかなあと危惧していたのだが、さすがであった。
やはり、素晴らしい内容の話は、何時間でも聞けるものなのだと改めて思った。
私が、一番、心に残ったのは、島津製作所の代表取締役・服部氏の言葉である。
それは、「企業が欲しいと思う人材と一般的に思われていることとは、かけ離れている」というものだ。
一般的にとは、「偏差値の高い大学」であり、「良い成績」ということだ。
服部氏は、こう言われた。
「まず、最初に、若手に面接にあたらせます。そして、この人と一緒に仕事をしたいかどうかを見て貰うのです」
これは、以前、内田樹さんが、ブログに書かれていたことと、全く同じだ。
よく考えてみれば、私達だって、そうだ。
私は、学外の方と一緒に何かをする機会も多いのだけれど、「この人とやりたい」と思う人とやる。
それに尽きるか・・・と思った次第だ。
終了後、参加して下さっていた平井さん、川本さんと京都駅で一献。
何やかんやと教育談義。
で、22:00、帰宅。