2004年 09月 18日
9月17日 排除するのでなく取り込もうという姿勢・・・
ホントにいい勉強をさせてもらってる。まさに感謝、感謝だ。
教師として、子ども達を前にして、真剣勝負・・・といった感じ。
5人技の最後は「扇」という技。5人で肩を組み、前に倒れる。
ここで、フィンガーファイブの「学園天国」が鳴り出し、コール&レスポンス・・・自然に子ども達の足が上下に動き出した。一番いい動きだったのは、5年のやんちゃ坊主のB君。
この瞬間を逃さず、誉め、その動きを取り込む。
みんなでやってみると、面白い。しかも、子どもの中から出た動きは、子どもの抵抗はない。
今日は、その扇から移動して、10人組になるところ。
倒れていたので、身体は土まみれだ。10人組に早く移動した子どもが、音楽に合わせて土ほこりを払い出した。
うーん、この瞬間を逃さない。この動きを誉め、取り込む。
移動し、音楽に合わせて、土を払う・・・面白い。
よく考えてみれば、私の社会の授業の出発は、子どもの質問から授業をつくることにあった。
子どもの意見を排除し、教師の知識を伝達する授業に、さしたる魅力はない。
そうか、取り込むことで作る授業は、私にも、少しはできるはず。
何か、当たり前のことを組体操の授業で私自身、学び直している。
今日の子どもの一言感想から
10人技の3段タワーが、まだできないことが(自分のせいだけど)ざんねん!でも、みんなでいっしょに練習するのはとっても楽しいです。
・・・最後に、礼をして終わる時、これで小学校の運動会も終わりだと思うと涙が出ちゃいそうで、たまらんのです。でも、ガンバですよねー!