2010年 04月 16日
4月15日 やっぱり、と思った瞬間でした
ここで、2教科の学習が入る。
国語と算数と英語。この中から、2つだ。何をするかのローテーションは決まっている。
今日は、算数と国語。
算数は、とにかく、猛スピードで計算をこなしていく。
簡単な四則計算なのだが、猛スピードだ。
私は、新たにキッチンタイマーを買い換えて、それを使用している。
普通はストップウォッチを使うようだか、子ども達も違和感はないようなので、キッチンタイマーを使う。
これをプロジェクターで大きく映し出し、使用している。
で、後半は、国語。
一週間に一回は、岩下修先生が指導して下さる。
今日が、その一回目。
岩下先生は、踊っておられた。
一流の音楽家は、演奏している姿がダンサーのようだ。
曲に合わせて、自然に身体が動く様は、美しい。
岩下先生の指導は、指揮者であり、同時に、ダンサーであった。
若い頃、ものすごく音楽の堪能な先生がいらした。
その先生の指導を一年間、見ることができた。
肌寒い季節でも、その先生は、上着を脱いで指揮をされ、授業が終わる頃には汗をかいていらした。
その先生は、指導する中で、子ども達を叱ることは一度もなかった。
騒いでいる子も、何度か授業するうちに、静かになった。
「空気を創るというのはこういうことなのか」・・・と、思った。
今、子ども達が、終わりの会で、
「岩下先生に褒められました」
と、今日のよかったこととして、嬉しそうに発表する日が続いている。
子ども達を向上させ、褒める。
子ども達も向上していることを実感するからこそ、素直に喜ぶことができる。
これが、指導の神髄なのだと思う。
たぶん、岩下先生はこうされているのだろう。
方法論としては、予想できていた。
でも、実際に拝見した動きは、それ以上のものだった。
目に焼き付けさせていただいた。
これを一年続ける。
子ども達は、計り知れない力を身につけることになるだろう。